東北の旅③:石巻の橋本かまぼこ店さん
22日、伯母と石巻へ。
東京に住んでいた頃にJIM-NETでお世話になった熊谷宏さん=くませんせいが主宰されている、
”スペース千人風呂”を訪れるのが目的です。
今年、微々たるものですが”親子でアート♪”の収益を寄付させていただいた先でもあります。
と、伯母に話すと、「あなたに食べさせたいわ、焼きたてを。」
ということで、まずは30年のお付き合いと言う”橋本かまぼこ店”さんへ。
”橋本かまぼこ”の笹かまぼこは、石巻で、ずーっと3人で作り続けているそう。
その人気から1年待ちの場合もあって、無添加であることもありお取り寄せも難しいとのこと。
店頭で手に入れるしかない、私にとっては「幻の」笹かまを食すべく、いざ!
連絡なしで訪れたけれど、開いていました〜。
店頭で焼きたてをいただき、びっくり。
まずその大きいこと!そしてそのお味!食感!
ふわふわっとして、ほんのりと甘くて、これまで経験した笹かまとは別物で。
「これが”ご当地もの”なのね。」
観光地に生まれ育って分かってはいるけれど、外向けとの差を再確認。
もうこれは今買うしかないでしょう!と購入したことで、実は伯母とすったもんだ起きまして…(笑)
スーパーで氷をもらい、伯母の車のトランクに常備の発泡スチロールの箱に入れ、
帰りは別になったのにも関わらず夜にはホテルに届けていただいて即冷蔵庫へ。
叔母からは保冷バッグをもらって、
沖縄まで一切常温に晒すことなく無事に持って帰ったのでした。
…お陰で沖縄の皆様にも美味しいと言っていただきました。
伯母さん、叔母さん、ありがとうございました☆
さあ、そんな感じですが、まあね、
幸先の良いスタートを切って(と言えるでしょ!?)スペース千人風呂へ〜。
…続きは、また。

今も手焼きでひとつずつ。
「こんな店、ないわよ、写真撮らせてもらいなさい」と、伯母。
はい、パチリ♪
空港には”橋本蒲鉾店”という店がありましたが、
伺ったところ製法は同じだけれどレシピは変えているとのこと。
確かに、違うお味でした。
石巻には他にもかまぼこ屋さんがいくつかあるそうです。
その全てが再開できている訳ではありません。
そんな中でも営業を再開されている地元の皆さんの決意に、
石巻に着くなり、心打たれたのでした。