新春初涙。

ばる

2014年01月05日 12:29

テレビがない代わりに映画ばっかり観ている私の
2014初の感動作は、これ。

「オーケストラ!」

ロシア(ソ連)でのユダヤ人の境遇を下敷きにした、
音楽を愛する人々のお話し。
哀しくも力強い民族のこのお話しは、
チャイコフスキーのバイオリン協奏曲を中心に進んで行きます。

その劇中での演奏が、民族的でとても素敵。
楽曲に掛けた布石と相まって、涙が止まりませんでした。



演奏は、フランス国立管弦楽団の第一奏者、
Sarah Nemtanu(サラ・ネムタヌ)という方だったのですね。



チャイコフスキー。

殆どがユダヤ系の、ロシアの楽団。

同じ故郷なんだけど、境遇が全く違う人々。

解釈というものが良く分からなくて、
色んな要素で演奏が変わるクラシック音楽は
情報ではなく出来るだけ視聴したときの直感で選ぶようにしているのだけど、
それぞれの楽団はその地の人々で構成されるのだから、
その民族色が出ても素敵なんじゃないかな、と思いました。


ああ、音楽って、映画って、本当に良いものだなあ〜。

新春初涙。

とってもよかったです。

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後日談。

ロマのリーダー役の方は、
本当にミュージシャンだったんですね!



Taraf De Haidouks(タラフ・ドゥ・ハイドゥークス)というグループ。
かっこいいです。

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