田芋畑と湧き水めぐり

ばる

2013年11月25日 12:55



11月23日の暖かな祝日に、湧き水探検に参加しました。
今回 案内してくださったのは、浦添を拠点に活動されている”湧き水fun倶楽部”と宜野湾市の”大山田芋ファンクラブ”の皆さん。
私の地元でもある宜野湾市の水処・大山の、田芋畑の間を歩きながらの探検です。

宜野湾市には鍾乳洞があって、小さい頃は実家の近所にも洞窟や縦穴、井戸などがありました。
自治会が聞き取りを元に作成したという古い地図には、初めて知る湧き水の場所も記されていて、地元に限らずいろいろ知りたいなあ〜と、実は羨望に近い気持ちをずーっと抱き続けて来ました。
そんな訳で、沖縄に戻ってからは、入っても良さそうな湧き水を見付けると降りて行っては水に触れたり眺めたりしています。
(沖縄も湧き水は信仰の対象なので、近づきがたい場所は遠目からの観察で我慢…!)


さあ、小さな架け橋を渡って探検スタート!


田芋畑のあぜ道を歩くのは小学生以来。
これからの畑、収穫を待つ畑。
いろいろありますが、全く手つかずの、忘れられた畑もありました。


最初の湧き水は、アラナキガー。
豊富な水量から、戦前は他の湧き水と併せて那覇へ送られていたのだそうです。
その水量、一日に897t。
名残の鉄製の太いパイプが残っていました。


ウーシヌハナガーと、途中の水路。シオカラトンボと一緒に。
小さな田芋が引っ掛かっているのはご愛敬。


琉球王朝時代の王族の通り道。王様、王子様、お姫様気分で♪


ヒャーカーガー。お魚だけでなく手長エビもいて、なんだか和める場所です。
1968年には米軍普天間基地からガソリンが流れ出て火が付いたというお話も。
20年掛けて浄化して今に至るのだそう。
基地の中にももちろん、洞窟は繋がっているし、水も流れているのですよね。


最後はこちら、ヒージャーガー。
美しい苔の緑が目にも涼やかで、湧き水のありがたさを実感しました。


水温が一定で、夏は冷たく冬は温かなのが、大山の湧き水なのだとか。
その条件が、美味しい田芋を育てるのだそうです。
いつまでも美味しい田芋が食べられるような、そんな自然を残していきたいものです。

さあ!次はどんな湧き水に出会えるかな〜!?
沖縄音痴矯正生活は、今後も続きます(笑)





ヒージャーガーで集合写真♪ 美しい光の中にて^^




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